「この家電、長いこと使っているけど、そろそろ買い替えた方がいいのかな…」
とお悩みの方は多いかと思います。長年使い続けた家電はいずれ寿命を迎えて動かなくなってしまう場合が多いですが、その寿命をしっかりと把握していない方も多いのではないでしょうか。
経年劣化による事故というものも発生している事例がありますので、しっかりと各家電の寿命を把握することが重要です。
そんなわけで、本記事では各家電の寿命や買い替え時期、買い替えサイン、家電の処分方法について解説していきたいと思います。
家電の一般的な買い替え時期・サイン
まずは、以下の家電の買い替えの目安年数や交換時のサイン、そのサインが現れる原因について解説していきたいと思います。
・エアコン
・テレビ
・ストーブ
・パソコン
・電子レンジ
エアコン
まずはエアコンについてです。
交換時期/目安 | エアコンの交換時期は基本的に約10年と言われています。 |
交換時のサイン | ・エアコン内部から変な音がする ・エアコンから出てくる風がかび臭い ・水漏れを起こしている |
そのサインが現れる原因 | ・フィルターが詰まっている ・買い替え時である |
テレビ
次に、テレビについて見ていきます。
交換時期/目安 | 液晶型テレビの寿命は基本的に5年~8年ですが、使用頻度により大きく変化する場合があります。 |
交換時のサイン | ・テレビ本体が熱を帯びている ・液晶画面に黒い線のようなものが出現 ・ノイズが入る ・画面の一部が真っ黒で映らない |
そのサインが現れる原因 | ・買い替え時である ・液晶が割れている |
ストーブ
ストーブの交換時期や症状等は以下の通りです。
交換時期/目安 | ストーブの寿命は平均して約5年ほどと言われています。 |
交換時のサイン | ・異音/異臭が発生する ・火がなかなか点かない |
そのサインが現れる原因 | ・不完全燃焼を起こしている ・買い替え時である ・ストーブ内の燃料材が尽きた |
パソコン
次に、パソコンについて見ていきます。
交換時期/目安 | パソコンの寿命は基本的には5~10年ほどと言われています。(パソコンはOSの状況にもよるため一概には言えないのが現状です) |
交換時のサイン | ・OSのサポート終了(利用はできるが、ウイルスやハッキングに対して脆弱性が出てくるため危険) ・よくフリーズを起こす ・HDDから異音が発生 |
そのサインが現れる原因 | ・パソコン内部にほこりが溜まっている ・本体に強い衝撃を絶えた ・買い替え時である |
電子レンジ
最後に、電子レンジについて見ていきましょう。
交換時期/目安 | 基本的に電子レンジの寿命は約10年と言われています。 |
交換時のサイン | ・途中で停止してしまう ・食品が温まらない ・異臭/異音が発生する |
そのサインが現れる原因 | ・お手入れを怠っていた ・買い替え時である |
家電の寿命は使用頻度で変わる!
さて、それぞれの家電の寿命等について見てきましたが、結局、家電はその使用頻度によって寿命が大きく変わるのが現状です。
電子レンジは特に、使用頻度によって寿命が大きく左右されると言われています。
正しい方法で説明書通りに使用していない場合、家電の寿命大幅に短くなってしまう事もあるため、家電を扱う際には十分気を付けましょう。
古い家電の処分方法
では、古くなってしまった家電はどのようにして処分すればよいのでしょうか。
その方法としては、以下の5つの方法があります。
- 知人友人に譲る
- フリマアプリなどで売る
- 粗大ゴミとしてすてる
- 購入先の家電屋さんで引き取り
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
知人友人に譲る
要らなくなった家電を受け取ってくれる知人や友人を探す必要がありますが、処分にコストが全くかからないのでお勧めです。
フリマアプリなどで売る
フリマアプリは煩雑な作業が必要である場合があるため面倒くさがりの方には向きませんが、売ってお金になるというメリットはあるため、余裕がある方にはおすすめできる方法です。
粗大ゴミとしてすてる
この方法には規制があって、家電リサイクル法で定められた6品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・乾燥機)は、粗大ゴミとして捨てることが出来ません。
なので、リサイクル料金を払って、自分で所定の手続きを踏みながら作業する必要があります。
家電リサイクル法で定められた6品目を不法投棄するのは法律違反ですので絶対にやめましょう。
購入先の家電屋さんで引き取り
ご存じの方は少ないかもしれませんが、購入した店舗、又は新しくその家電を購入する店舗で古くなった家電を引き取ってもらうことが出来ます。
面倒な手続きはありませんが、自分で店舗に持って行く必要があるため、家電が重くて運べない場合にはこの方法は向いていません。
不用品回収業者に依頼する
最後に、「不用品回収業者」に依頼して回収してもらう、という方法が挙げられます。
この方法のメリットとして、
・家電リサイクル法で定められた6品目も回収可能
・自分が家電を運ぶ必要が一切ない
・即日対応可能業者も存在する
といった点が挙げられます。もちろん、回収してもらうには少々お金がかかってしまいますが、その料金に見合うだけの有用さは兼ね備えているといえるでしょう。
もし自分で運ぶのが厳しかったり、家電リサイクル法で定められた6品目を回収してほしい場合には、不用品回収業者の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
修理より買い替えが安くなるケースも
品目にもよりますが、家電は修理するよりも買い替えの方が安くなるケースが往々にしてあります。
その理由としては、旧型の部品やそれ日欧できる人材がいない場合があるからです。
新型の方が安く購入でき、性能でも新型の方が勝る場合が多いので、修理を検討している方は、家電屋さんに相談してそちらが安く済むのか聞いてみるのも大切なポイントです。