「今度家にお客さんが来るんだけど、部屋のどの部分を掃除しておけばいいかな…。」
友人との宅のみの約束や学校の三社懇談会、ガスの点検など、様々なタイミングでお客さんが家に入ってくることがあるかと思います。
しかし、普段からお客さんを入れるわけではないという方は、いざお客さんが来るとなったときにどこを掃除していいのかを案外迷うものです。
そこで本記事では、お客さんを家に呼ぶ際、お客さんが特にみている部分について解説していきたいと思います。掃除の際の参考にしてみてください。
来客時に掃除しておくべき場所5つ
来客時に掃除しておくべき場所は以下の5つがあります。
- 玄関の収納
- トイレに座って見える場所
- 床のホコリや髪の毛
- 水回りの汚れ
- 部屋の匂い
ざっと見てみると、それほど手間はかからないように思えますね。それぞれについて詳しく解説していきます。
①玄関の収納
まず玄関から入って一番初めに目にするのは玄関の収納です。もし玄関に靴が散乱していたらどう思いますか?
きっと、「この人は自己管理が苦手な人なんだな」と思われるかもしれません。そのようなイメージがついてしまうのは少し恥ずかしいですよね。
玄関は、必要最低限の靴だけ出しておき、残りは収納にしまい、床は土が落ちていないようにほうきでしっかりはいておきましょう。
玄関の床が土などがこびりついて汚れている場合は、ブラシなどでこすっておくと尚良いかもしれません。
②トイレに座って見える場所
お客さんがトイレを借りたいといってくることがあるかもしれませんので、トイレの黒ずみの汚れはもちろんのこと、トイレに座って見える箇所に関しても掃除しておく必要があります。
例えば座って正面の壁などは特に念入りに磨いておくことが大切です。トイレットペーパーの芯などが床に落ちていないかも確認しましょう。
③床のホコリや髪の毛
床のほこりや髪の毛は意外と見られているポイントになります。床が黒基調の色の場合はほこりが、白基調の場合はほこりと髪の毛がよく目立ちます。
お客さんが座っている際には特によく見える部分ですので注意しましょう。
掃除機でほこりや髪の毛を吸って床を磨いておくなどして、常に綺麗にしておくことを心がけましょう。
④水回りの汚れ
水回りの汚れは、悪化すると見た目も衛生面も最悪なものになります。特に、食器を長い間洗ってなくてカビが生えてしまっていたり、洗面所や風呂場、トイレにびっしり赤カビや黒カビが生えていたらどう思うでしょうか。
きっと、あなたに対してよほど心を許している友人でない限りは、これからあなたの家に行きたくないと思う事でしょう。
衛生的にも、カビが生えているのは非常によくありませんので、早急な対応が望ましいです。
⑤部屋の匂い
意外と大事なのが「部屋の匂い」です。部屋に入った瞬間に、食べ物の強いにおいや部屋干し臭、たばこの臭いが漂ってきたら相手はどう思うでしょうか。
きっと、あまり長居はしたくないと思われるかと思います。
そう思われないためには、部屋用の消臭剤を置いたり、アロマディフューザーなどで部屋をいい匂いにしておきましょう。
特に女性はにおいに敏感な方も多いため、お客さんが女性である場合は特に注意が必要です。
普段の生活で気づかない場所に注意
自分の日常になっている部分は、意外と違和感に気づきにくかったりします。例えば、ソファに置いてある異常な数のぬいぐるみであったり、買い物の際に利用してそのまま溜めて玄関に置いていた段ボールなど人によって様々です。
捨てることが出来ないものやすぐに捨てられないものは、寝室など来客時でも見られる心配の少ない場所に避難させておくのが賢明です。
一回リセットして考えてみて、おかしいなと感じたら掃除しておくようにしましょう。
お客さんが来ると決まってから行う即席の掃除では対応しきれない、もしくは満足がいかないことが往々にしてあります。
特に、水回りの掃除や大きな家具家電に関する掃除は時間がかかってしまうことが多いです。
そういった場合は、お客さんが帰ってからでもいいので心行くまで掃除を行いましょう。再度お客さんが家に来ることも考えて、いつでも人を呼べるような掃除を普段から心がけていれば、直前に慌てて掃除しなくても済みます。
普段から綺麗にしておこう
普段から綺麗にしておけば、お客さんが来た時に慌てて掃除する必要もありません。
〇〇曜日には掃除機をかける、〇〇曜日にはトイレ掃除をするなど、曜日に合わせて掃除内容を決めておくなどすれば、自分の中での掃除に対する基準が出来るため、継続しやすいです。
場所ごとによって掃除の仕方を決めるのもいいかもしれませんね。
部屋を綺麗にしておくことは、回りの目だけではなく、自身の心の健康や体の健康、仕事生産性の向上にもつながります。
普段から部屋を綺麗に保つことを心がけ、フレッシュな気持ちで毎日を過ごせることが出来ればいいですね。